第2章 オンライン利用時の基本的なマナー

オンラインにおいては、相手が目の前にいないため「直接的に感じられる部分が分かりづらい」ことがあります。

同じ場所にいればこそ相手の仕事の流れや雰囲気、表情などから相手の事を伺い知ることができますがオンラインでは難しい部分があります。

そこで大切なのが「オンライン利用時の基本的なマナー」です。

オンライン利用時のマナーはこれが正解!と言うものはありません。

ですが、オンラインならではのストレスの回避相互のコミュニケーションを気持ちよく取るために相手を思いやる気持ちは持ちたいものです。

ここでは「オンライン利用時の基本的なマナー」について学んでいきましょう。

オンライン利用時の快適な環境づくり

オンライン利用時は、環境により効果が大きく変わります。

環境によって面談や作業がスムーズに進むだけでなく、相手にも迷惑をかけない事にも繋がります。

環境づくりのポイント

1 インターネットの環境を作る・オンライン利用時にはインターネットに接続できる環 境が必要です・フリーWi-Fiなどの場所では接続が途切れたりすること も考えられますので、なるべく自宅など安定した接続 ができる場所で行います
2 パソコンのカメラ・マイク機器を使用できるようにする・WEB面接やWEB面談などでも、カメラとマイクは必須 です・カメラやマイクは内蔵のものだと通信の安定が確保で きない場合があります。相手へより良い画質と音声を 届けるためにも外付けのカメラとマイクを準備しまし ょう・事前にカメラとマイクの動作確認を行います
3 十分に充電をしておく・途中でバッテリーが切れてしまう事のないよう、十分 に充電しておきます
4 家族やペットのカメラ写り込みや妨害がない場所の確保・オンライン利用時に、それを知らず家族がカメラに映 り込んだり、音声が入ることはNGです・家族や時に室内飼いのペットなどが邪魔に入らないよ うな静かな場所で行います・家族には会議時間などを伝えておきましょう
5 画面に映る背景の配慮・画面の背景に映り込む場所は綺麗にしておきます・背景が気になる場合は「ミーティングアプリ」を利用 して「バーチャル背景」を設定しても良いでしょう ※場合により使用すると不適切な場合もあります

オンラインミーティング参加におけるマナー

     オンラインミーティング前に使用機器の動作確認・インターネット環境の確認・オンラインミーティングで使用するアプリケーショ ンソフトがダウンロードされているかの確認・招待メールが開くか確認・PCやカメラ・マイクの動作確認
オンラインミーティング入室は開始直前でOK・事前に当日に使用する資料の共有を行います・入室は開始直前で良いのですが、開始10分前には アプリを開いてすぐに入室できるように待機する・万が一アプリを開くのに時間がかかると他の参加者 にも迷惑がかかります・2分位前には入室して待機していましょう
オンラインミーティングでの話し方(声・動作)・オンラインではマイクを通して音声が流れるため、 なるべくゆっくりはっきりと話す事を心がける・体や頭を揺らしながら話すと、画面越しにみている 相手は疲れてしまうのでなるべく大きく体を動かさ ずに話すと良いでしょう
他の人が発言している時は?・他の人が話している時はうなずいたりして聞いてい る事を動きで知らせましょう・目線はカメラを見るとさらに気持ちが伝わります・大人数のミーティングや会議の場合、基本的に自分 の音声はミュートにして雑音などが入らないように しておきます
オンラインミーティング終了後・オンラインミーティングが終了したら、上司やクラ イエントまた目上の方等が退出してから退出します