第10章:案件を受注する方法

Webライター講座が終了したら、最終的には学んだことを活かして実際にWebライターとして活動していくことになります。

この章では、仕事へのつなげ方を解説していきます。

仕事の獲得方法は2パターン

Webライターとして、仕事を受ける方法はこの2つです。

  • クラウドソーシング
  • 企業案件

それぞれの仕事の受け方などについて、下記で紹介していきます。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事の依頼・受注をするサービスのことです。

インターネットに関して知識があまりない人にも使いやすく、すぐに仕事につなげていくことが可能です。

有名なクラウドソーシングサイト

上記のリンクから、クラウドソーシングサイトにアクセスできます。

いずれも登録は無料なので、クラウドソーシングを今後利用する方は登録してみてください。

また、クラウドソーシングでは、Webライターの仕事以外にも「プログラミング」「デザイナー」などの仕事情報も豊富なので、仕事につなげていきたいという人にぴったりのサービスとなっています。

クラウドソーシングのメリット

無料で使える

クラウドソーシングは、基本的に利用者は無料で使うことができます。

プロフィールなどをしっかりと記入することで、仕事がもらえるチャンスも増えていきます。気軽に利用できるので、案件を定期的にチェックしてみましょう。

初心者でもできる案件が多い

クラウドソーシングは、多くの仕事であふれています。そのため仕事のレベルは様々ですが、案件によっては初心者でもできる案件も存在します。

いきなり高単価の案件を受注するのではなく、単価が安めの案件で実績を積んで、徐々に単価を上げていきます。

初心者の頃は稼ぐのも大変ですが、安い単価で働きながら勉強できるのもクラウドソーシングの良いところです。

好きな時間に働ける

副業から始める人は、一日の中でまとまった時間を確保するのが難しい人が多いです。

基本的にWebライターの仕事は、納品期限だけ守れば仕事をする時間は決められていないことが多いです。好きな時間に働けてお金稼ぎができるのは、クラウドソーシングの最大のメリットです。

クラウドソーシングのデメリット

単価が安い

デメリット1つ目は、単価の安さです。

1文字0.3円~0.5円の案件が多いです。1文字1円~2円の案件もありますが、その案件を得ようとする人も多いのでなかなか受注につながらないケースもあります。

そのため、Webライター初心者は、最初は単価の安さに苦しむ可能性もあります。

まずはWebライターに慣れる期間だと思って、安い単価から実績を積んでいくのがおすすめです。

それでも月に3万円前後稼いでいくことも可能です。

仕事探し~受注まで時間がかかる

デメリット2つ目は、受注までに時間がかかることです。

クラウドソーシングでは、案件情報が多く存在しています。その分仕事を受けるための応募や選考に時間がかかってしまいます。

仕事を探している時間はお金は発生しません。仕事を探しすぎて時間だけが過ぎてしまうことも度々あります。

探す時間を短縮して何かしらの仕事を受けながら、次の仕事を探していくという工夫をしていきましょう。

企業案件

Webライターとして働いていくには、クラウドソーシングだけではありません。企業から直接仕事を引き受けるという方法もあります。

企業案件を受けるには、実績などが必要です。そのため、どちらかと言えばWebライターに慣れてきた人向けになります。

企業案件のメリット

単価が高め

企業案件でWebライターをすると、クラウドソーシングで仕事をするよりも単価が高いことがほとんどです。

クラウドソーシングの場合には、仲介料として手数料が取られます。

企業から直接受ける案件には手数料がないので、より高単価に感じます。

本業でWebライターをしていく人は、企業案件を狙っていくのがおすすめです。

継続案件になることが多い

企業案件の場合には、一度企業とつながると継続案件になることが多いです。

継続的に仕事をもらえると、仕事探しに時間を使わなくなるのでライティングに集中していくことができます。

企業との関係が長く続くと、お互いのやり方や流れもわかってくるので、スムーズに仕事を進めていけます。

企業とのやり取りは慣れるまで大変なことも多いですが、慣れてしまえば高単価のわりに楽に感じることもあります。

企業案件のデメリット

仕事の獲得が難しい

手軽に仕事の獲得ができるクラウドソーシングと違って、企業案件の仕事の獲得は難しいです。

企業から直接声をかけてくる場合がありますが、そうでない場合には獲得までつながらないことがほとんどです。

将来的に企業案件を受けたい場合には、自分のブログなどを立ち上げて可能性を広げていきましょう。

SEOで検索上位になると、仕事の依頼が来る可能性もあります。

請求書のやり取りが発生する

クラウドソーシングでは、仕事の進歩を管理していて終わったら「仕事完了」のボタンを押すだけです。

企業案件の場合には、請求書のやり取りが発生します。初めて取引する企業では、銀行口座の情報や契約書のやり取りもする必要があります。

慣れない人は、その作業が手間と思ったりストレスに感じることもあります。しかし、請求書の作成方法などを覚えておくと、今後どこかで役に立つこともあります。

今後の仕事の進め方

クラウドソーシング・企業案件のメリットとデメリットを紹介しましたが、いきなり高単価の仕事を狙っても思い通りに進みません。

まずは、クラウドソーシングで安い単価で勉強をしながら実績を積んでいきます。今後、高単価の仕事に繋げたい人やアフィリエイトで稼ぎたい人は、同時に自分のブログを立ち上げるのがおすすめです。

クラウドソーシングは仕事に結びつきやすく手軽にできるのがメリットですが、いつまでも安い単価で仕事をしていては収入は上がりません。

クラウドソーシングで仕事をしながら、同時に何かを進めていくことで必ず今後のためになるので、それらを実践していきましょう。